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断熱材について

寒い地域で住む私たちにとって気になるお話、それは断熱。

断熱の構法は近年様々なものが出ていますが、今回は木造住宅で一般的に選ばれる断熱方法、「充填断熱」についてご紹介します。

 

建物の壁に入れる断熱材の素材には、大きく分けて3つの種類があります

鉱物繊維系→ロックウール、グラスウール

木質繊維系→セルロースファイバー

発泡プラスチック系→ビーズ法ポリスチレンフォーム

 

当社で標準的に使用している断熱材は、鉱物繊維系に分類される、グラスウール。

リサイクルガラスを溶接させて細い繊維状にしたものを使用しています。高温多湿な状況に置かれても劣化しにくく、費用対効果の高い材料として長年支持されています。日本の木造住宅では、断熱材、吸音材として最も多く使われている材料です

 

その中でも、施工法には2種類。フェルト状と、吹き込み式です

それぞれの特徴をご紹介します♬

 

フェルト状断熱材

高性能グラスウールをフェルト状に圧縮したもの。切断加工、施工のしやすさ、コストから最も一般的に使われる断熱材。

吸水性に優れているが、湿気を含むと下に下がり気密性が落ちてしまうデメリットも。

 

 

吹き込み式断熱材

吹き込み構法(ブローイング)で隙間なく断熱材を充填できます。手の届きにくい天井や、障害物の多いところにも施工できるので、天井断熱を中心に使われる断熱材。

実際に自社で施工した吹き込み断熱の様子です。ホースからあっという間に断熱材が吹き込まれていきます!!

断熱材の吹き込みが完了した壁面です!

こんなに隙間なく断熱材を入れられるなんて、吹き込み式の優秀さに驚いてしまうハセガワなのでした

気になる方には動画をお見せすることもできますので、お気軽にお申し付けください♬